ワンポイントアドバイス
① 離婚届に署名する前に、しっかりと財産分与・養育費・慰謝料について取り決めましょう。
不利な条件で合意しては、離婚後の生活にすぐに困ってしまいます。
専門家にチェックしてもらうと安心です。法律相談として意見を聞くだけならば、費用も少なくてすみます。
② 相手の収入、預金残高、生命保険等の情報は事前に確認しておきましょう。
浮気を立証する証拠なども集めておくと役立ちます。
③ 別居したら速やかに婚姻費用の請求をしましょう。
別居中の婚姻費用は請求しなければ貰うことができません。
婚姻費用分担請求は、「請求したとき」から認められる、というのが現在の裁判所の一般的な考え方です。
④ 別居するときは子どもを連れていきましょう。
親権者を決めるときに、子どもを監護をしている方が有利になります。
⑤ DVが原因で離婚する場合は、まずは別居して暴力から逃げることも検討しましょう。
⑥ 弁護士を選ぶときは、自分との相性をよく考えましょう。
別居した時点で依頼されることがよくあります。緊急時で余裕の持てない状況ですが、弁護士は慎重に選びましょう。一度、弁護士を選ぶとなかなか変えることができません。
弁護士会の離婚相談、自治体の無料法律相談または、ネットで検索して、できる限り複数の弁護士の話を聞いてみましょう。
弁護士費用も各弁護士で違いがあります。
